山形県は全国的に有名なさくらんぼの産地。その中でも特に人気の高い品種「佐藤錦」を使ったスイーツを生み出したのが、(有)白いくもです。今回は、さくらんぼスイーツ誕生の秘話とこだわり抜かれた素材について、開発を担当した社長・新目さんのインタビューをもとにご紹介します。
- さくらんぼの新たな可能性を引き出す挑戦
さくらんぼはフルーツとして食べると絶品ですが、そのままではスイーツ作りに適しているとは限りません。特に「クリームやチーズとの相性が難しい」と言われてきました。しかし、新目社長は「佐藤錦の可能性を最大限に引き出したい」という想いから、試行錯誤を繰り返しながらさくらんぼスイーツの開発に挑みました。
「さくらんぼの美味しさを全国に届けたい。そして、さくらんぼそのものを越えるスイーツを作りたい」と、新目社長は話します。
- 素材選びへのこだわり：クリームチーズからバターまで
白いくもが提供するさくらんぼチーズケーキには、厳選された北海道産のクリームチーズと生クリームが使用されています。特に、函館産のクリームチーズは塩気が控えめで、さくらんぼの甘みを引き立たせるために最適な選択でした。また、上層には北海道産のマスカルポーネを使用し、バターには特殊な「低水分バター」を採用しています。これは通常のバターに比べて脂肪分が多く、冷やしても滑らかさを保つのが特徴です。
新目社長は、「高スペックな素材にこだわり、さくらんぼの美味しさを引き立てるために、全ての素材を吟味しました」と語ります。
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1年かけた開発：佐藤錦とスイーツのマリアージュ
さくらんぼは単体でお菓子にするのが難しい果物です。しかし、新目社長は「さくらんぼの酸味や皮の渋さを生かし、チーズやタルト生地と組み合わせることで、さくらんぼの可能性を感じてもらえるスイーツを作ることに挑戦した」と言います。
特に冷凍したさくらんぼを使い、チーズケーキに乗せるというアイデアに辿り着いたとき、新しい美味しさが生まれました。構想から完成まで1年という長い期間をかけ、ようやく納得のいくさくらんぼスイーツが完成したのです。
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さくらんぼチーズケーキの魅力
白いくものさくらんぼチーズケーキは、タルト生地と2層のチーズケーキ、そして佐藤錦の絶妙な組み合わせが特徴です。タルトはサクサクとした食感があり、口に広がるクリーミーなチーズムースと共に、佐藤錦の甘みと酸味を最大限に引き出します。これは、単なるスイーツではなく、さくらんぼそのものの魅力を引き立てた逸品です。
- 最後に
さくらんぼスイーツの誕生には、長い開発期間と高品質な素材へのこだわりがありました。佐藤錦の新しい可能性を追求した(有)白いくものスイーツは、さくらんぼ好きにはたまらない逸品です。ぜひ、その味わいをお楽しみください。
【語句の説明】
- 低水分バター: 通常のバターよりも水分が少なく、脂肪分が多いことで、冷やしても滑らかさを保つ特性がある。
- マスカルポーネチーズ: イタリア産のクリームチーズの一種で、クリーミーでなめらかな口当たりが特徴。
- 佐藤錦: 山形県を代表するさくらんぼの品種。甘みと酸味のバランスが絶妙で、高級さくらんぼとして知られている。
さくらんぼチーズタルトは期間限定数量限定のご予約制になっております。
佐藤錦の収穫スケジュールに合わせて製造し、会員様にお知らせしております。
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